どうもひろぎんです。
元カリスマホストでタレントを経て現在は通販のバイヤーとして1日で1億5千万円売り上げる城咲仁さんという方のインタビューを見て思った成功者のマインド的なことを書きます。
城咲さんは新宿の歌舞伎町の超有名店で5年以上もの間ナンバーワンに君臨し続けて当時のホスト界を引っ張っていたカリスマだったそうです。
その彼の成功ストーリーやマインドがビジネスにもろに直結していました。
それは他のホストと同じことをしない、全部逆をやる。
ということでした。
まず自分が絶対にやることとしてウーロンハイを作る。
これはどういうことか。
ナンバーワンであればヘルプのホストがついてそのホストが雑用に回ってナンバーワンのお客さんのウーロンハイ作ったり灰皿変えたり雑用周りを代わりにして補佐をするんだそうです。
ところが城咲さんは普通は下っ端がやる仕事もナンバーワンなのに全部自分でやっていた、ここにすごく価値があるわけです。
だってナンバーワンがガンガン喋って場を盛り上げてくれて自分のウーロンハイ作って灰皿まで変えてくれてこんなことまでしてくれるなんて!
そんな姿を見せるとそのウーロンハイが何十万もの価値になるんだと。
逆に絶対やらないこととしては
肌を焼かない、ピアスをしない、お客さんを抱かない、店の外で会わない、お小遣いもらわない、足を組まないそうです。
これらは周りにチャラいホストが多いからまんま逆をいけばいけると思ったから意識したんだそうです。
あとスーツ姿以外見せない。
決して素顔は見せない、つまり夢を壊さないのだそうです。
流石だなと思いました。
そしてもう一人
やはり意識的に人の逆を行くことで最短で結果を出したのが芸人で絵本作家のキングコング西野亮廣さんです。
どうしたら最短で芸人として売れるのかと考えた時に、周りの芸人のことを徹底的にリサーチしたらダウンタウンのスタイルを真似た芸人ばかりだったことに気づいたのだそうです。
その逆、つまり誰もやってないところで勝負したところいきなり漫才コンテストで優勝して賞を総ナメにしてブレイクしたそうです。
もちろんこれも毎日ネタを血が出るほど書いて得た努力のたまものであることは間違いありません。
城咲さんも毎日新宿や電車の中でも名刺をひたすら配って知らない人に挨拶をするところからはじまりました。
次第に2回、3回と名刺をもらった人が名前と顔を覚えてお客さんが増えていったそうです。
あと違うことをやって成功した方で言えば僕の大好きなバンドXJAPANのリーダーYOSHIKIさんです。
30年ぐらい前はまだロックバンドや髪を金髪に染めることは不良だとか言われて白い目で見られた時代です。
そんな時代にまだ無名だったYOSHIKIさんが、
「自分達の音楽をもっと多くの人に聞いてもらうにはどうしたらいいのだろう?」
そこでYOSHIKIさんは考えました。
とりあえず奇抜なファッションをした自分達にまず注目を集めてしまおう。
聴いてくれさえすれば自分達の音楽は絶対に響く自信がある。
まずは聴いてもらえなければなにも始まらない。
なんとYOSHIKIさんは注目を集めるために当時ヘビメタバンドとしては異例であるテレビのお笑い番組に出演することを決意します。
まだネットがない頃なのでメディアとしてはテレビ、ラジオ、雑誌ぐらいしかないのです。
イロモノ扱いされても批判されてもいい、分かる人には絶対にわかってもらえるはずだと。
その考えはズバリ的中しました。
見た目はド派手で髪は金髪、奇抜なメイクとファッションで暴れる危険なバンドがですが喋ると礼儀正しい人達で、
音楽は激しい中にも美しいメロディがあり、バラードもあるというギャップがあります。
たけしの元気が出るテレビに出演したのをきっかけにXは一気に大ブレイクしメジャーデビューします。
やはりこの辺りのマインド的な部分と他との差別化による価値とそれをうまく見せる方法がわかっていたんですね。
あとXが意識的にやっていたのが、どうすればファンに喜んでもらえるのかということです。
ライブに来てくれたお客さんにインディーズ時代は自主制作のプロモーションビデオやCDを配布したり、サプライズなんかもよくやっていました。
ビジネスで考えると適切な価値を適切な形で届けるということを知ってか知らずかやっていたのです。
人がやっていないことをやるということは最強の武器になるということで今回のお話は以上です。
ありがとうございます