どうも、ひろぎんです。
今回はわりと人間の持つ欲望の最低レベルな話です。
僕のような状況にいる方はこれを自分ごととして読むときっと思うことがあると思います。
僕はあまりに我ながらひどいと思ったのでこれはもうネタにするしかないと腹を括りました。
それではお話します。
僕はオンラインカジノ、パチンコなどのいわゆるギャンブルで身を滅ぼしました。
300万の借金を抱えて家賃滞納、電気水道ガスも止まり、食事も満足にできませんでした。
僕はその時もう2度とそのような状態に陥りたくないと心底思ったのです。
それからは経済、時間、身体、精神の自由を得ることを目指して学びに投資してきました。
具体的にはネットビジネスで仕組みを作り、お金を得ることにより時間と心身の健康を得ることです。
しかし僕は目指す方向とは逆の、
2度と陥りたくないと思っていた最低な状態へ再び転落してしまいました。
もはや言葉では言い表せないぐらいに情けないです。
ことの発端は年末の仕事納めの日に会社で納会がありました。
そこで美味しいお酒や料理を頂き、昼から大変気分が良かったのです。
あまりにも気分が良かった僕は地元の駅に着いてからも3件ほど飲みに行きました。
ここまでは本当に心の底から良い日でした。
まだ時間は18時前、そこで僕は酔っていた中で絶対に聞いてはいけない悪魔のささやきに耳を貸してしまったのです。
景気づけにパチンコやっちゃえ!
この最低なささやきには普段は耳を貸してしまうことなどないのですが、
酔っていたのと年末で浮かれていたのか、夢を見てパチンコ屋へ足が向かっていました。
そして酔っていてよくわからない中で昔大好きだったパチンコ北斗の拳を打ち続けたのでした。
結果は大惨敗。
気づけば北斗の拳を1700回転まで回していました。
ケンシロウ、あんた弱すぎるぜ、、
帰宅して酔いが覚めた僕は青ざめました。
なんとつぎ込んだ金額は自分が思っていた額よりもかなり大きい5万5千円、、、
これは年末の忘年会や正月に必要なお金で甥や姪にあげるお年玉、年始に支払う借金に充てる予定のお金でした。
ヤバイ、年末年始どうしよう
翌日僕はどうしても失った5万5000円が諦めきれず、ウズウズしていました。
昼に元々予約していた散髪屋へ行き、店員さんと楽しく会話しながら髪を切ってもらいリフレッシュ。
あぁ、さっぱりした。
少し良い気分になれたけどやっぱり昨日の負けは痛すぎる。
僕は再びパチンコ屋に向かっていました。
昨日は酔っていて正常な判断が出来なかったんだ、今日は大丈夫だ、きっと。
という具合に都合の良い理由を並べたてて昨日は酔っていたから失敗したと思おうとしたのです。
そして昨日とは別の店で打つこと6時間、しかも年末年始の足しにとバイトを入れていたがそれどころではない、
とドタキャンしてしまいました。
全てが身勝手でどうしようもない方向へ行ってますね。
さらに打ちましたが、僕は自分がつぎ込んだ台に見切りをつけて他の台に移ったすぐ後に事件は起こりました。
なんと座って500円でおっさんが大当たり。
しかも僕が諦めて帰るときには8箱積んでてご満悦。
神よ、なぜもう少し早く出さなかったのか、
そしたら僕はお金は元どおりどころか増えていた。
つまりそのおっさんに軍資金6万プレゼントしたら500円で大連チャンしたってわけか。
もはや泣きたいよりも自分に呆れましたね。
そして僕の所持金は全額で1000円ちょっとになりました。
35歳の独身男が全財産これだけって信じられないですよね。
僕は金融ブラックなため、大手はもちろん中小街金の借入もできないです。
カードのショッピング枠も満杯という詰んだ状況です。
忘年会が2件控えていましたが1件は高熱で行けないことにしてなんとか回避。
しかしもう1件は地元の幼なじみと2人きり。
しかもよりによって予約の取れないフグ料理屋を予約しているからキャンセルはできないという絶対絶命状態笑
どう見積もっても2万は必要です。
仕方ない、幼なじみに頭を下げて立て替えてもらおうか、
おそらく長年の僕を知る仲なのでしょうがないな、と怒りもせず快諾してくれるでしょう。
しかしその友人に僕は去年から、
「俺は起業して月収100万になって雇われなんかすぐ引退だ」
とかほざいていたんです。
馬鹿ヤロー、どんな顔して頼めばいいんだよ笑
正月は両親に高熱で実家には行けないと仮病を使おうかと考えている状況です。
こんなに嫌な年末年始になった原因はなんなんでしょうか?
そうです、パチンコです。
全ては僕の弱さが引き起こした結末です。
僕はビジネスを学んで成功しようと目指していたのに真逆のことをやってしまったのです。
再びお金がほぼゼロになって思ったことがあります。
お金がないと何もできない。
そして恥ずかしいほど無力で情けないということです。
LINEで友人達から楽しみにしていたのに残念だ、年始までに治ることを祈るなどの言葉をもらってようやく気づきました。
なんと愚かなことをしてしまったんだ。
彼らとは年に一回しか会えないのにパチンコで全財産無くして勝手な理由で仮病でいけないことにしてしまったのだから。
甥や姪も正月を楽しみにしているだろうし、お年玉を期待していたことでしょう。
それとも親に正直に打ち明け、謝罪して立て替えてもらうか、など非常に悩みます。
でも完全にこれで目が覚めました。
自分の力ではないものに頼ってはいけない、
何かに依存して望みのものが得られることなどないのだと
しっかり自力をつけて他者に価値を与えてお金が頂けるということを思い出しました。
あとこれは人のサガなのか僕の弱さなのか、なんであと数千円あの台に粘らなかったのかと何度も強く思ったことです。
もう起きてしまった以上過去は変えられない、
ならばこれから決まっている予定に対してお金の工面をどうやってするかを考えるほうが先決なのにです。
とにかくこういうときは冷静に、頭を下げて恥をかいて済めば結果オーライなわけで、
一番やっちゃダメなのは自暴自棄で社会に迷惑をかけることです。
絶対に道はあるし必ずどこかに進む方法はあるのです。
喉元過ぎればなんとかで辛いのは今だけで必ず振り返れる日がやって来ます。
今はとにかく自分を強く持ってあきらめずにやれることを全力でやります。
幸い電気、水道、ガス、スマホ、ネットにつながったPCは生きています。
メンターの教材や本もわずかな水、酒もある。
世の中もっと辛い人がいる中で僕は五体満足でお金が無いだけなのです。
というわけで令和元年の年の瀬に色々深く考えるきっかけ、そして転機となる出来事になりました。
頑張りましょう、絶対に人生下克上して今を笑い飛ばせるように生きていきましょう!
それでは、ありがとうございます。