成功していない時は自己流を捨てて成功者の意見をすべて取り入れるべし

どうも、ひろぎんです!

僕は普段テレビはほぼ観ませんが、ついさっき観たテレビ番組の内容がとても響いたので書きます。

〜坂本九さんのものまね芸人として成功を夢みる27歳の男性の話〜

その男性は坂本九さんの歌マネをしてオーディションを6回受けていました。

結果は6連敗です。

そのオーディションというのがあのものまね界の重鎮中の重鎮のコロッケさんのプロデュースするショーレストランでの出演オーディションでした。

それを聞くだけでかなりハイレベルな争いなのだろうという気がしますね。

だってコロッケさんって僕が小さい頃からものまね王座決定戦でずっと観ていましたし、知らない人はいませんよね。

ロボットの五木ひろしとか美川憲一、工藤静香とか顔芸が凄すぎて思い出すだけで笑える笑

そんなものまね界の大御所のプロデュースするショーとなるとどんなショーなのか観てみたいですね。

で、肝心のその芸人さんの坂本九さんの歌マネはと言うと、、、

はっきり言ってしまいます。

友人と行くカラオケではヒーローだろうけどお金を払って観たいとは思えないものでした。

素人の僕が観てもこれは厳しいなと思ってしまいました。

しかも彼はコロッケさんの前回のオーディションで坂本九さんのモノマネは許可しないとはっきり言われたそうです。

それでも彼は坂本九さんの歌マネで認められたいということで次回も坂本九さんで挑むとのことです。

ここで僕はえっ?と思いましたが、、、

その後タモリさんや石橋貴明さんのものまねでおなじみのコージー冨田さんにネタを見てもらっていました。

しかし、その表情はかなり渋いものでした。

坂本九さんのものまねでは正直言って厳しいとのこと。

そこでコージー冨田さんは次のオーディションは坂本九さんのものまねではなく、ものまねメドレーにしたらいいんじゃないか?

アップテンポな曲がいいから井上陽水でいこう!

とアドバイスをしてくれていました。

コージー冨田さんって意外と優しいなぁ笑

しかしそこでこの芸人さんは自己流にこだわってしまいます。

芸人「僕は坂本九さんで認められたいんです」

これは自己流をこじらせてしまっています。

なぜならコージー冨田さんというものまね芸人として成功している成功者の意見を聞かずに、まだ成功していない自分の意見を取ってしまうからです。

どちらの意見が成功に近いかを考えると間違いなく成功者の意見を取るほうが早いし確実ですよね。

たしかに自分の大好きな坂本九さんで成功できるのが一番ですが、それが難しくどうしてもものまね芸人で成功したいなら受け止めるしかありません。

バンドマンがどんなにオリジナリティがあると思って作った曲でも聴いた人にはぐちゃぐちゃのめちゃくちゃな不快音だと思われてしまえば自分がどんなに良いと思っても無理です。

ビジネスの世界も同じで自分では良いと思ってやっていても全く稼げないということはザラです。

素直に言われたことを受け止めて成功者の意見を聞いてそれをひたすら努力すれば確実に成功に近づくはずです。

それが成功していない人の意見なら聞く必要はないですが。

これは人生何をするにしても言えることだと思います。

自己流をこじらせて進んでいると最悪逆走して永久にたどり着けずに終わってしまいます。

この彼を観ていて僕も自分自身に思い当たる節があることに気がつきました。

それはブラック企業飲食店の店長だった時です。

僕が店長になった店は売り上げが常に悪く、利益がなかなか出せない赤字店舗でした。

その店は僕が入る前のサービスがとても悪くてお客さんを怒らせたり、かなり評判の悪い店だったそうです。

お客さんが入って来ても従業員がいない、気づかない、板前はカウンターで注文した目の前のお客さんをバカにしたり、お客さんのいるカウンター越しにホール店員を怒鳴りつける、料理がマズイなど。

挙げたらきりがないくらいどうしようもない店でした。

僕が改革をし、従業員の接客サービスは人員も入れ替えて劇的に向上しました。

それでなんとか常連を作って売り上げは上がっていきました。

しかし僕は店舗経営、いわゆるマネージメントができていなかったんです。

その当時は一生懸命良い接客をして良い料理を出してお客さんに喜んでもらえればきっと売り上げが上がり、利益が出るのだと思っていました。

しかしいくらやっても赤字は無くなりません。

ここで僕は自己流をこじらせて素直になれないままでいました。

そりゃ自分で考えて結果が出ないのならば何しても結果が出ないのは明白です。

そこで上司や結果を出している店長たちに意見を聞いたり、教えてくださいというスタンスで学べばよかったのにそれをしませんでした。

これは自分のファンを作って自力で売り上げを上げたことで奢ってしまったこと、ブラックな当時の上司達に相談したくなかったことが自己流に走りました。

結局プライドです。

本当にこのプライドが邪魔をしました。

そんなのいらないんですよ、結果が出ていない自分の意見やクソみたいなプライドなんて。

あの時に気がついていて行動を起こしていたら結果は違っていたでしょう。

しかしあの時に結果が出ていたらいまだに辞めずにブラック企業に居続けていたのかなと考えると複雑ですが笑

なので今回の芸人さんをみていてつくづく昔の自分を思い出してしまいました。

やはり素直にならないと成長止まりますね。

自分で考えてもわからないことは結果出してる人に聞く、これが最も早いのです。

そして成功したければ自己流は捨てて成功者の真似をする、あるいはアドバイスを素直に聞いて実践する。

これがどんなに大事かを痛感しました。

さて、冒頭のものまね芸人はどうなったかというと、

コロッケさんの目の前でオーディションを受けることになりました。

せまい会議室の中でのオーディションとあって距離がチ、近い笑

坂本九かそれともメドレーをやるのか。

やはりコージー冨田さんのアドバイスが効いているようでした。

ネタ発表では井上陽水のメドレーをやり、1曲の中で平井堅、ガクト、中島美嘉、美輪明宏などのものまねを織り交ぜていました。

しかし、コロッケさんの反応は厳しいものでした

・誰かのやったものを真似した感が伝わってくる

・そのものまねを知らない人が観ても楽しんでもらえる、たとえ似てなくても笑ってもらえるようなオリジナリティがあってこそ究極のものまね

これは深い意見ですね、さすがものまね四天王だと思いました!

今回は出演となると無理だけど今後伸び具合によってはあるかもとコロッケさんから言われていたので可能性はあるようです。

コージー冨田さんのアドバイスをきっかけにこのものまね芸人さんが変わっていったのはすごく良かったなと思いました。

あそこで坂本九さんにしがみついていたら次はなかったでしょうから。

でも坂本九さんも磨いていつかそっちで売れたら良いですね。

素直に成功者の意見を聞いてひたすらやる、自分の考えを捨てる

今回は大変勉強になるVTRだったのでひろぎんも活かしていきます。

このものまね芸人さんもぜひ成功して欲しいですね。

結果が出ていない以上は自分のやり方もプライドもクソもありません。

というわけで今回はテレビを観ていて今の自分の心に響いたお話でした。

それでは、ありがとうございます!

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