コンセプトメイキングについて考えるうえで気がついた、大好きなミュージシャンにみるターゲット設定

どうもひろぎんです。

コンセプトメイキングについて考えていたらあることに気づいてヒャッホーと跳びはねてしまいました笑

僕はX JAPANというバンドが人生で最も好きなバンドでした

と人生最後の日に言えると今から断言できるほど大好きなバンドです!

いきなりなんだなんだって感じですね。

X JAPANのギタリストのhideさんは赤い髪がトレードマークでそりゃもうめちゃくちゃカッコいいロックミュージシャンなのです。

hideさんは人気絶頂の98年に惜しくも他界してしまいました。

今でも斬新なファッションや曲、歌詞の世界観に加えて優しい人柄や人間性に惹かれ、当時を知らない若い世代や海外ファンからも数多くの支持を集めています。

hideさんに影響を受けてミュージシャンやアーティストなどになったという人も大勢います。

そんなhideさんの創る曲の歌詞はとても前向きで優しく、心が病んでしまっていた思春期の僕だけでなく多くの人に夢や生きる希望を与えてくれました。

気になった方はまずはYouTubeで観てください。

でここから本題なんですが、

hideさんのメッセージは誰に向けたものなのか、ということです。

僕のような生きるのが辛い人に向けて書いていたのか。

答えはノーです。

それではどこの誰で何才の男か女か、どう辛くて何に苦しんでいてどんな悩みを持っているかボンヤリしすぎていくら言葉を並べても人には伝わりません。

ようするに他の人と同じことに聞こえたり、何を言ってるの?

となるかもしれません。

ではhideさんが自分の曲にメッセージを込めて送り続けていた相手は誰なのか。

その相手は心に傷を抱えて悩み苦しんでいた少年時代のhideさん自身です。

過去の自分が悩んでいたことや考えていたことは自分自身が一番わかっています。

そこを乗り越えたhideさんからのメッセージは、過去の自分からすると、

世界一大好きで憧れのロックミュージシャンが自分の心の傷をわかってくれて背中を押してくれたという体験になります。

だからターゲットを狭くしているため、ブレずに超ストレートに深くメッセージが刺さるから同じような想いをしている人にはものすごい共感できるんですよね。

※hideさんがビジネスで音楽をやっていたわけではないのでこれはあくまでも結果論です。

少年時代の自分が憧れを抱いたミュージシャン像を具現化したキャラクターとしてhideというミュージシャンを演じているのです。

だからhideさんてセルフプロデュースに長けた方でビジネスで考えるとブランディング力がものすごいですよね。

このことに気づいたときに改めてhideさんの偉大さを感じたと共に嬉しくなりましたし、ビジネスを教えていただき感謝です。

コンセプトはある一人に深く突き刺されば刺さるほど良いとされています。

それは人は感情で行動するからです。

hideさんが誰に対してどんなことを伝えたいかが明確にあってさらに希少な価値を感じたからこそ世界中の人から今も愛されるミュージシャンとして支持されているんですね。

コンセプト作りについて腑に落ちたので書いてみました。